建物振動シミュレーションシステム
Project PLATEAUの令和5年度「都市デジタルツインの実現に向けた研究開発及び実証調査業務」(内閣府/研究開発とSociety5.0との橋渡しプログラム(BRIDGE))におけるuc23-24「3D都市モデルを活用した建物振動シミュレーションシステムの開発」(建物振動に関する大規模シミュレーション)の成果物である「建物振動シミュレーションシステム」です。
「建物振動シミュレーションシステム」は、システムで提供する計算に必要な属性情報を含むProject PLATEAUの建物3Dモデル及び地震動ファイルを入力パラメータとして、スーパーコンピューターをはじめとする様々な地震動シミュレーターに対し計算を依頼します。
その後、得られた計算結果から可視化ファイルを生成します。最終的にWebブラウザ上で、指定した地域にて、指定した地震動ファイルの大規模地震が起きた際の被害状況を可視化することによって、大きな被害が予測されるエリアを特定するなど、都道府県・市町村の事前の防災検討に活用できることを目指したシステムです。